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車の盗難被害

アウディ名古屋中央ブログをご覧の皆様こんにちは

いつもご覧頂きありがとうございます。

 

皆様は 車両盗難の最新技

『リレーアタック』

をご存知でしょうか。

 

最近テレビなどでも取り扱われ

なにかと話題の車両盗難ですが

今は このリレーアタックという手法が

用いられているそうです。

 

このリレーアタックとは

複数人で行われ

車のスマートキーから発する電波を受信し

車の近くまで 引っ張っていき

鍵を開けてエンジンをかけるというものです。

 

「….????」

 

となる方も多いと思われます。

最近の車はスマートキーが主流です。

バッグの中に鍵があっても鍵の開け閉めや

エンジンの始動などができ、とても便利ですよね。

 

このスマートキーとは微弱の電波を発していて

それが車の一定範囲(約半径1メート以内)に近づくと鍵が開き

エンジンが始動できる仕組みになっているのです。

そこでその原理を利用したのがリレーアタックです。

リレーアタックとは

犯人Aが自宅の中に保管されているスマートキーから発する

微弱の電波をハッキング、キャッチし増幅させ拡散。

その拡散された電波を犯人Bがキャッチし更に増幅させ拡散。

これを数人で繰り返し 車のところまで

電波を引っ張っていくというわけです。

そうすると車はドライバーが近くにいると誤作動し

鍵の開錠、エンジン始動ができてしまうわけです。

当然、車はドライバーがいると認識しているわけなので

セキュリティーも発動しません。

もちろん、これは自宅だけではなく

レストランやコンビニの駐車場でも起こりうる盗難方法です。

犯行にかかる時間は3秒から10秒ほどで、あっという間だそうです。

そこで全ドイツ自動車連盟「ADAC」は、スマートキーがハッキングされて簡単に自動車を

盗み出されているという実態を明らかにして盗難予防を啓発するべく、

世界の名だたる自動車メーカー19社の24車種のスマートキーを

「amplification attack(信号増幅攻撃)」

という手法でハッキングする実験を行いました。

これが日本で行われているリレーアタックです。

実験の結果 19社の24種類の自動車が簡単に盗み出される危険性があることが分かったそうです。

これを完全に防ぐには、鍵から発する電波を消すしかないのですが

現段階ではそれをするには鍵の電池を抜くしか方法はありません。

これをやるには あまりにも面倒ですよね。

 

そこで、すぐに試せる裏技があります。

それは 「缶の中に鍵を保管する。」です。

アルミ箔に包むのも効果的だそうです。

また、リレーアタック防止ポーチというものも

販売されているようですので ぜひ検索してみてください。

 

車両盗難が多発しております。

今一度、お車の中に貴重品や個人情報等が入っていないか

ご確認して頂き、ご注意ください。

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